ブログ内の「読まれない記事」を検索&削除する方法です。
- 記事の削除が必要な理由
- 削除すべき記事の目安
- 削除する際の注意点
これらと合わせて、わかりやすく解説していきます。
こんな人のお役に立てる記事です。
でも、読まれていない記事って、具体的にどう探すの?
記事削除時に気を付けるポイントはある?
読まれない記事を検索して削除【理由も】
当ブログの記事は、現在500記事越え。
さすがにここまでくると、記事のメンテナンスも全然追いつきません。
というわけで、今回は「読まれていない記事」をガッツリ削除することにしました。
せっかく書いたんだから、そのまま残しておけばいいのに・・。
でも、読まれていない記事は削除したほうが結果的にブログのためになるんだ。
読まれない記事を削除する理由
- ブログ全体の評価が下がる可能性がある
低品質な記事は検索エンジンから低評価を受けやすく、ブログ全体の足を引っ張ってしまう可能性がある - ブログのアクセス数が増える可能性がある
質の高い記事の割合が増えることで、ブログ全体の評価が上がりアクセス数が増える可能性がある
でも、読まれてなければ問答無用で削除していいの?
削除すべきは低品質な記事
削除すべき「低品質な記事」とは、以下のような記事を指します。
低品質な記事とは
- 内容が薄い記事
記事の内容がスカスカで、ユーザーの検索意図を満たしていない(悩みや問題を解決していない) - 関連性のない記事
ブログ内に、内部リンクで繋げるような関連性のある記事がない - リライトする価値のない記事
紹介したものの販売が終了している、情報が古く現在は通用しないなど賞味期限が切れている記事
これらを目安に、月のアクセスが0~数件の記事を削除していけばいいんだね。
逆に言えば、これらに該当しない場合は、削除よりリライトした方がいいかもね。
Google Analyticsで読まれていない記事を検索する方法
読まれていない記事の検索には、Google Analytics(グーグル アナリティクス)を使用します。
登録(無料)がまだの人は、先にブログの登録を行ってください。
手順
- すべてのページの行動を表示
- 期間を設定
- データを並び替え
- 表示数の変更
step
1すべてのページの行動を表示
行動 → 行動フロー → サイトコンテンツ → すべてのページ
step
2期間を設定
期間を設定 → 適用
ここでは「過去30日間」に設定を行いました。
設定する期間は任意ですが、直近&長い期間に設定するのがおすすめです。
step
3データを並び替え
ページ訪問数をクリック
をクリック → 向きに
記事の並びが「ページ訪問数が少ない順」に変更されます。
ここでは「ページ訪問数」を選択しましたが、「ページビュー数」を選択してもかまいません。
ページビュー数 | 期間内にページが表示された数(同じ訪問者による重複表示もカウント) |
ページ訪問数 | 期間内にページが表示された数(同じ訪問者による重複表示はカウントしない) |
step
4表示数の変更
表示する行数 → 任意の表示数に
デフォルトでは10記事しか表示されないので、表示数を増やします。
特にこだわりがなければ、最大の5000に設定すればOKです。
あとは、このデータを参考に記事を削除していくだけだね。
でも、変なページまで表示されているようだけど・・。
表示されたデータの見方
表示されるデータの中には、以下のページも含まれます。
- TOPページ
- カテゴリーページ
- プレビューページ
- 検索ページ
- タグ
- noindex設定しているページ
これらのページについては、基本的に無視して大丈夫です。
URLから判断がつかない場合は、プレビューを表示させるとわかりやすいです。
プレビューで「TOPページ」や「カテゴリーページ」が表示されたら無視していいってことね。
記事の削除方法と注意点
記事削除の具体的な方法は、3種類。
用途に合わせて、以下の方法から選択します。
削除方法 | こんな記事におすすめ | 画像で確認 |
ゴミ箱に移動※ | ・ブログに必要ないと判断した記事 →ブログのテーマとかけ離れている、内部リンクできる記事がない |
画像 |
下書きに変更 | ・後日リライトして、再度公開する予定の記事 ・削除に迷う記事(もったいないなど) |
画像 |
noindex | ・ブログの評価は下げたくないが、ブログ上には残しておきたい記事(日記など) ・検索からの流入はないが、内部リンクができる記事 |
画像 |
※ゴミ箱に移動した記事は、30日後に自動的に完全に削除されます(即削除も可能)
noindexとは
検索エンジンに、記事をインデックスさせない設定。
noindex設定をした記事は評価を受けないので、低品質な記事だとしてもブログ全体に悪影響を与える心配がない。
-
noindex・nofollowとは?4つのインデックス設定を解説【AFFINGERでの使い方も】
続きを見る
こんな場合は記事を削除しないで!
- 記事を公開してから日が浅い
検索順位が安定するまでには、公開から3~6カ月はかかると言われている - ブログ全体の記事数が少ない
ブログ全体の「記事の質」を上げていくことも大事だが、検索エンジンからの評価には「記事の量」も必要 - 内部リンク・外部リンク(被リンク)を受けている
記事を削除してしまうと被リンクの効果を失ってしまう、内部リンクの場合は404エラーが出てしまう
公開したばかりの記事にアクセスが少ないのは、当たり前。
数か月後に一気に増える可能性があるので、最低でも半年程度は様子をみたいですよね。
また、ブログ全体の記事数が少ない場合は、削除よりもリライト、新記事の追加をしていくほうが得策だったりします。
さらに外部からのリンク(被リンク)を受けている記事の削除なんて、もってのほか。
せっかくブログの評価を上げる役割を果たしている記事が、消滅してしまうってことですからね。
内部リンクを受けている記事の場合は、「404エラー」が表示されないようにリンクの削除を忘れずに行います。
内部リンクをした記事も忘れちゃった・・。
リンク → 外部リンク → 上位のリンクされているページ → 詳細
\ 内部リンクを受けている記事の検索方法 /
-
WordPress【内部リンクしている記事の探し方】3秒で表示できる
続きを見る
記事の削除を行った後は
記事の削除を行った後は、Search Consoleにて「削除依頼」を行った方がいい場合があります。
なんだか、パッとしない言い方だなぁ。
WordPressにて削除設定を行った記事は、検索結果からも自動的に削除されます。
ただし、その結果が反映されるのには時間差が・・。
というわけで、しばらくは該当の記事が検索されると「404エラー」が表示されてしまうというわけですね。
削除依頼をした場合は、すぐに検索結果から削除されてエラーはでないってことか。
僕の場合は、時間をかけて※記事の削除を行っていく予定なので、削除依頼はしませんでした。
※削除するのは、多くても1カ月に10記事程度
一気に大量の記事を削除する場合などは、削除依頼をした方が無難です。
削除依頼の詳しい方法は、以下のように検索すると調べられます。
まとめ:読まれない記事を削除してブログの評価を上げよう
まったく読まれない低品質な記事は、ブログにとってもユーザーにとっても良くありません。
というわけで、記事数が増えてきた場合は、定期的に記事のメンテナンスをしていきたいですね。
この作業を繰り返し行っていくことで、ブログ内に占める「質の高い記事」の割合が増えていきます。
ユーザーにとって有益かつ、検索エンジンからの評価も上がり、まさに一石二鳥ですね。
こんな人は、ぜひ記事を参考にしてください。
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