日立のエアコン、白くまくんの「ルーバー掃除方法」の紹介です。
自己判断でのルーバーの取り外しは、故障の原因になるので危険。
日立公式の正しい方法で掃除を行ったので、注意点と合わせて詳しく解説していきます。
こんな人のお役に立てる記事です。
これって、自分で分解、外しても大丈夫なのかなぁ？
正しい掃除方法があるなら知りたい。
ルーバーの外せない日立のエアコンを掃除してみた
こちらが、今回ルーバーの掃除を行いたい我が家のエアコン。
日立のエアコン、白くまくんです。
パッと見きれいに見えますが、問題はエアコン内部。
電源を入れた状態がこちらです。
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ルーバーに付着した汚れやカビが気になって仕方ありません。
ルーバーを外すなり、ルーバーが開いている時に掃除をすればいいのでは？
運転中に掃除すると、なんだか壊してしまいそうだし・・
ちなみに他の部屋で使用中の別メーカーのエアコンは、自分でルーバーを外すことができました。
もちろんルーバーの掃除方法を取説で確認※しましたが、何故か書かれていない・・。
※本体パネルやフィルター、ダストボックスの掃除方法は載っていました。
もやもやした気持ちを抱えていましたが、ある時ルーバーの外せないエアコンの掃除方法を発見。
汚れがずっと気になっていたルーバーを、無事きれいに掃除することができました。
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気になる汚れをとることができて、見た目にも気持ち的にもスッキリです。
ちなみにですが、日立のエアコンは元々ルーバーを外せない仕様になっているようです。
参考元：日立の家電 お客さまサポート
自己流で無理に外して壊さなくてよかった。
ルーバーの掃除方法【日立公式】
こちらは、日立公式サイト に掲載されているルーバーの掃除方法。
日立のエアコン白くまくん専用の掃除方法なので、安心して行うことができます。
手順通りに掃除を行ってみましたが、いくつか気づいた点もあったので注意点と合わせて紹介していきます。
取説にも載せてくれていたら、もっと早く掃除ができたんだけど。
ルーバーを外さず掃除する方法と注意点
ホームページに記載されている通りに、ルーバーの掃除を行ってみました。
手順と合わせて、注意点やおすすめの掃除グッズの紹介をしていきます。
ここで紹介するのは、ルーバー3枚タイプのエアコンの掃除方法です。
1枚板タイプの場合は手順が異なりますのでコチラ（画像で確認）を参考にしてください。
手順
- 電源プラグを抜く
- 電源プラグを差し込む
- 運転を開始し、ルーバーが開ききったら停止
- 電源プラグを抜く
- 掃除する
step
1電源プラグを抜く
エアコンの運転が停止している状態で電源プラグを抜き、5分ほどおく
step
2電源プラグを差し込む
再度、電源プラグを差し込む
step
3運転を開始し、ルーバーが開ききったら停止
リモコンで運転を開始し、ルーバーがすべて開ききったら停止ボタンを押す
運転は、暖房 冷房 除湿のいずれかで行います。
step
4電源プラグを抜く
ルーバーが閉じてしまう前に、電源プラグを抜く
Step3で停止ボタンを押すと、ルーバーは閉じようと動き出します。
電源プラグを抜くと強制的にルーバーの動きを停止することができるので、掃除しやすい位置で停止させます。
step
5掃除する
ルーバーの裏側を手で支えながら、やわらかい布で掃除を行う
掃除には、必ずやわらかい布を使用します。
硬い布（タオルやティッシュなど）を使用すると、ルーバーに細かい擦り傷がつくことがあります。
具体的にはどんなものを使えばいいの？
- 掃除終了後は試運転を
ルーバーの掃除が終了した後は、電源プラグを差し込み、正常に運転するかを確かめます。
ルーバー掃除時の注意点とおすすめの掃除グッズ
こんなことにならないよう、掃除を行う際の注意点とおすすめのグッズを紹介していきます。
ルーバー掃除におすすめのやわらかい布
ルーバー掃除に使用していいのは「やわらかい布」という指定があります。
おすすめはマイクロファイバークロスですが、なかにはルーバー掃除に向いていないものも。
激落ちくんで有名なLECのマイクロファイバークロスなら、超極細繊維でゴシゴシ力を入れなくても汚れがとれます。
また、「カラ拭き」「水拭き」のどちらにも使用できる点も使いやすいです。
掃除用に持っておくなら、カラ拭き・水拭き両方に使えるものが便利だよ。
＼ 使いやすい30㎝×30㎝の10枚セット ／
ルーバー掃除で水拭きを行う場合は、必ず水を硬く絞った状態で行います。
また、マイクロファイバークロスの特性上、固く絞った状態の方がより一層効果的に汚れを落とすことができます。
※メーカー推奨の掃除方法は、カラ拭きです。水拭きを行う際は、十分注意して自己責任の上お願いします。
ルーバーと合わせて「吹き出し口」や「羽根」の掃除もしたい場合は、以下の商品もおすすめです。
＼ エアコン専用設計で使いやすい ／
洗剤は使用しない
よかれと思って頑固な汚れ等に洗剤を使用すると、故障やシミの原因となります。
これは、取説にも書かれていますね。
頑固な油汚れ等、どうしても洗剤を使いたい場合は、中性洗剤をおすすめします。
間違っても、クエン酸や重曹スプレーなどの酸性やアルカリ性のものは、使用しないように注意してください。
日立のエアコンのルーバーには金属が使用されているため、サビや腐食の原因となってしまいます。
＼ 素材にやさしい中性洗剤 ／
※メーカー非推奨の掃除方法です。洗剤を使用する際は自己責任でお願いします。
取りきれないエアコン内部の頑固汚れはプロにお任せ
こちら、我が家のリビングで使用しているエアコンです。
ルーバーはもちろん、エアコン内部まで汚れとカビがビッシリですね。
リビング内にキッチンが併設されているため、どうしても油を吸い込み3年半でこの状態です。
ここまでの汚れの除去は、素人ではもう不可能ですね。
というわけで、こんな場合はプロにお任せするのがおすすめです。
こんな状態のままエアコンを使っていたかと思うと、ゾッとしますね。
クリーニング料金はそれなりにするので躊躇しますが、クリーニング後は以下の効果を実感できました。
- エアコンの効きがあからさまによくなった
- エアコンから嫌な臭いがしなくなった
エアコンクリーニングの頻度は、本来1～2年に一度のペースがおすすめのようです。
が、我が家は3年に一度のペースで依頼しています。
一回あたり2万円※くらいかかるので、さすがに毎年はちょっと厳しいです・・。
※お掃除機能付きのエアコンの場合
掃除をサボってエアコンが早く壊れてしまうのもね。
我が家では、お掃除本舗にクリーニングを依頼しています。
以前料金の安い別業者に頼んだら、掃除内容にまったく満足できず残念な結果になりました・・。
市販のエアコンクリーニングスプレーはおすすめしない
通販はもちろん、ホームセンターやドラッグストアでも売られているエアコン洗浄用のスプレー。
だいぶ昔に我が家でも使用したことがありますが、現在は使わないようにしています。
というのも、プロの業者さんに聞くと、ほぼ100％の確率で「使わない方がいい」と返答が返ってくるんですよね。
洗浄能力が足らず汚れを落としきれない上に、洗浄剤がエアコン内部に残り、逆にカビや臭いの原因となってしまうようです。
ちなみにですが、エアコン洗浄剤の使用は多くのメーカーで禁止されています。
まとめ：素人判断で無理矢理ルーバーを外さない
日立のエアコン（2005年製以降）は、ルーバーを外すことができません。
自己流で無理に外そうとすると、エアコンを壊してしまう可能性があるので絶対にやらない方がいいですね。
ルーバーの掃除を行う場合は、紹介した方法を参考にしてください。
こんな人は、素直にプロに任せた方が無難かも。
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