index設定の役割や設定に関しての解説です。
- index/noindex/follow/nofollowのそれぞれの役割
- どんな記事にどの設定をするべきか
- 設定を行うことによるメリット
WordPressテーマ「AFFINGER」での設定方法を交えながら、詳しく紹介していきます。
こんな人のお役に立てる記事です。
検索結果に載せたくない記事にnoindexを使うっていうのは、なんとなくわかるんだけど。
followとかnofollowとか・・これなに?
noindex・nofollowとは?役割と使い方【AFFINGERでの設定方法】
WordPressでは、プラグインなどを使用し、記事ごとに「インデックス設定」を行うことができます。
ちなみに、当ブログで使用しているAFFINGER6(WordPressテーマ)の場合は、別途ブラグインを使う必要はなし。
以下のように、記事ごとのインデックス設定がデフォルトで簡単にできるようになっています。
インデックス設定の役割が分からないから、一度も使ったことない。
「検索結果に表示させたくない記事はnoindexにする」
なんとなくコレだけはわかるけど、その他の設定やメリットは分からないから、とりあえず放置・・。
以前の僕同様、こんな人も多いはず。
が、そのまま放置は実は危険なんです。
場合によっては、index設定を正しくしていないせいで、ブログ全体の評価を下げてしまうことも。
index設定のそれぞれの役割は、以下の通りです。
index設定の項目と役割
index | WEB上に公開したページを、検索結果に反映させる設定 |
noindex | 検索結果にページが表示されるのを拒否する設定 |
follow | ページ内に貼られているリンク先を、クローラーに巡回させる設定 |
nofollow | クローラーに、ページ内に貼られたリンク先を巡回させない設定 |
なんだか、わけがわからなくなってきた・・。
検索順位はクロール→インデックス→評価で決まる
詳しいことはわからないけど「記事の検索順位を上げることは重要」ってことは初心者でも理解していますよね。
で、この順位を決定するために行われているのが、クローラーによるブログの巡回ってわけです。
クローラーは、ネット上にある無数の記事を随時確認しに回っているんだ。
検索結果が決定するまでの流れ
- クロール:クローラーがWEBページを訪問・巡回
- インデックス:集めた情報をデータベースに保存 → WEB上に公開
- サイトの評価:膨大なデータによる独自の基準でページを評価、検索順位を決定
それぞれの役割を詳しく紹介していくよ。
4つのindex設定【どんな記事にどの設定を行うべきか】
冒頭でも確認しましたが、AFFINGERには上記の4つのindex設定があります。
具体的な例をあげながら、それぞれの記事に最も適した設定を解説していきます。
AFFINGERのインデックス設定
- 早見表
- index・noindexの役割と設定の具体例
- follow・nofollowの役割と設定の具体例
早見表
index設定内のそれぞれの役割は、以下の通りです。
index・follow | ・WEB上に公開したページを検索結果に反映させる ・ページ内に貼られているリンク先を、クローラーに巡回させる |
index・nofollow | ・WEB上に公開したページを検索結果に反映させる ・クローラーに、ページ内に貼られたリンク先を巡回させない |
noindex・follow | ・検索結果にページが表示されるのを拒否する ・ページ内に貼られているリンク先を、クローラーに巡回させる |
noindex・nofollow | ・検索結果にページが表示されるのを拒否する ・クローラーに、ページ内に貼られたリンク先を巡回させない |
でも、具体的にどんな記事にどの設定を行えばいいの?
index・noindexの役割と設定の具体例
設定:index
index設定を行った場合、WEB上に公開したページは検索結果に表示されます。
通常、デフォルトがこの状態ですね。
質の高い記事がインデックスされればされるほど、検索エンジンからのブログ全体の評価をあげることができます。
indexはこんな記事におすすめ
- 通常の記事
検索結果に表示させたい一般的な記事 - 質の高い記事
検索上位の記事、アクセス数の多い記事
設定:noindex
noindex設定を行ったページは、検索結果に表示されなくなります。
要は、故意に「検索結果への表示を拒否」するってことですね。
質の低いページをnoindexにすることで、ブログ内に占める質の高いページの割合が増え、ブログ全体の評価をあげることができます。
noindexはこんな記事におすすめ
- 検索結果に表示する必要のない記事
「お問い合わせページ」や「プライバシーポリシーページ」など - 質の低い記事
日記記事など、内容の薄い記事(ブログ内で公開はしたいが、検索結果に載せる必要はない) - 重複コンテンツの記事
ブログ内に内容の似通った記事がある場合は、優先順位の低い記事をnoindex設定 - 特定の人だけに見せる記事
検索結果には表示させたくないが、特定の人には見てもらいたい記事(パスワード保護記事など)
質の低い記事の評価を避けて、ブログ全体の評価を上げることが目的なんだ。
follow・nofollowの役割と設定の具体例
設定:follow
follow設定を行った場合、訪れたクローラーはページ内に貼られたリンク先も巡回します。
通常は、デフォルトでこの設定になっているはずです。
ブログのSEOで重要と言われる「被リンク(発リンク)」はこれですね。
リンク元(自分のブログ)からリンク先(相手のブログ)にクローラーが移動する際に、ブログの評価を受け渡すことで相手のブログの評価を上げる働きがあります。
followはこんな記事におすすめ
- 参考元の記事(外部リンク)
有益で信憑性のある記事にfollowリンクを貼ることで、自分のブログの評価も上げる - 関連性のある記事(内部リンク)
ページ同士の関連度が上がり、リンク先のページの評価も上がる
設定:nofollow
nofollow設定を行うと、訪れたクローラーにページ内のリンク先を辿らないように命令ができます。
リンク先を巡回することで、自分のブログの評価が下がりそうな場合に使用します。
nofollowはこんな記事におすすめ
- 質の悪いサイトへのリンク
低品質なサイトや信憑性に欠けるサイトへ外部リンクは、自分のブログの評価も下げる可能性がある - ページと関連性のない記事
ページの内容と全く関係のないサイト(記事)へのリンクは、ユーザーの利便性に欠け、ブログの評価を下げる可能性がある - アフィリエイトサイトや有料リンク
販売・広告などを目的としたページ、または有料ページなどへのリンクは、Googleの規定で「nofollow」が推奨されている
だからASPなんかのリンクには、最初から「nofollow」が含まれていることが多いんだね。
「rel="nofollow"」ってやつだね。
noindexと削除?どっちがいいの?ブログに必要のない記事は削除がおすすめ
ここまで見てきた「index」「noindex」は、いずれの設定を行ったとしても記事はブログ内に残ります。
ですが、記事によっては「削除」をしてしまった方が良い場合も・・。
不要な記事を削除→ユーザーの利便性を上げることで、ブログの評価を上げることが期待できます。
でも、「noindex」にするべきか「削除」するべきか判断に迷うんだけど・・。
削除をおすすめする記事
- 内容の薄い記事
記事の内容がスカスカで、ユーザーの検索意図を全く満たしていない(悩みや問題を解決できていない) - 関連性のない記事
ブログ内に、内部リンクで繋げるような関連性のある記事がない - リライトする価値のない記事
紹介したものの販売が終了している、情報が古く現在では通用しないなど「賞味期限」の切れている記事
これらの条件を満たしていて、なおかつアクセスが全然ない記事は「削除」がおすすめです。
- アクセスのない記事の調べ方
- 記事の具体的な削除方法
- 記事削除時に気をつけたいこと
-
読まれない記事の検索方法と削除の仕方【WordPressブログ】
続きを見る
まとめ:最適なindex設定をしてブログの評価を上げよう
ページごとに最適なindex設定を行ってあげることで、ブログ全体の評価を上げることができます。
逆に、全くの放置はブログの評価を下げてしまう可能性があるので危険です。
検索順位にも深く関係してくるので、ぜひやっておきたいですね。
\ 当ブログでも5年間愛用中♪ /
公式「稼ぐ」に特化したWordPressテーマ ACTION・AFFINGER6