この記事は、ブログ・アフィリエイト初心者の人に向けて書きました。
でも作業時間も限られているしネタを探すのも大変・・だんだんキツくなってきた。
挫けちゃだめだ!ここさえ乗り切れれば・・。
この気持ち、痛いほどわかります。
僕自身、駆け出しのころにブログの毎日更新をしていましたからね。
あれから2年、今の僕が初心者さんに言いたいのは「ブログの毎日更新はやらなくてOK」です。
ブログを毎日更新するメリットと、あまりにもデカいその代償について紹介します。
初心者はブログの毎日更新をする必要はなし!
正直言って、ブログの毎日更新にはメリットがいっぱいです。
僕は別に、「毎日更新反対派」でもなんでもありません。
でも、これからブログを始めようと思っている友人に「毎日更新はやっぱりするべき?」と聞かれたら躊躇せずこう答えます。
毎日更新反対派でもない僕がこう答える理由は一つ。
初心者が毎日更新に手を出すとデメリットがメリットを上回るからです。
駆け出しの頃に僕は約60日間ブログの毎日更新をしました。
確かにそこから得られるものも多かったですが、その分大切なものも失いました。
「なにかを得るためには、なにかを捨てる覚悟が必要」
よく聞く言葉ですが、本当にそうでしょうか?
現在の僕は、ブログの毎日更新は一切していません。
週に2日は休みを取って、休みの日はブログのことなんて考えずに自分の好きなことをしまくっています。
作業時間も、副業の人でも十分にこなせるくらいの作業量しかしていません。
そんな僕でも、多い時には月に10万円、平均して5~8万円くらいはブログ(アフィリエイト)で稼いでいます。(このブログを含めた5サイトの合計)
専業でこの額はキツいかもしれませんが、副業なら十分すぎるくらいの金額ですよね。
ちなみに僕は専業ですが・・・チーン(*ノωノ)
毎日更新のデメリットとそれによって失うもの
駆け出しの初心者が記事の毎日更新に手を出すと、デメリットがいっぱいです。
ここで言う毎日更新とは、ブログに「新しい記事を毎日追加する」という意味ですね。
「更新」と「追加」は本来異なる意味を持ちますが、ブログで言う【毎日更新】は「新しい記事を毎日追加」という意味合いで使われます。
話を戻しますね。
僕自身も身をもって経験した「毎日更新によるデメリット」と「失うもの」を紹介します。
- 大切な時間を失い余裕がなくなる
- やる気が続かず将来の可能性を失う
- 本来の目的を忘れゴールを見失う
大切な時間を失い余裕がなくなる
すでに毎日更新に挑戦している人はお気づきだと思いますが、毎日更新は死ぬほどキツいです。
もしこんな風に感じて人がいるとすれば、きっとその記事は自分よがりの価値のない記事の可能性が高いです。
誰かのためになる価値のある記事を書こうとしていれば、1記事書く大変さは理解できるはずだから。
文章を書くことって、想像以上にハードワークです。ブログの毎日更新をしてみると、たぶん気づきます。
しかし、そこを乗り越えていくと、多くのスキルが身につく。例えば「文章力、論理的思考力、セールス力、マーケティング力、忍耐力」など。ブログ収益以外にも、メリットが多い— マナブ@バンコク (@manabubannai) November 17, 2019
仕事や育児をしながらこういった記事を書こうと思ったら、大抵の人は睡眠時間を削って作業するしかありませんよね。
睡眠時間を削ってでも作業をするくらいですから、きっと家族や友人、同僚と過ごす時間なんかも極力減らしているはずです。
無理して毎日更新をしようとすると、日常生活の中から「余裕」が消えます。
余裕がなくなれば人はイライラしますよね。
さらにそこに睡眠不足が重なれば、イライラ度はさらに増していきます。
記事を書くのが楽しすぎてストレス発散になっている!なんて人には毎日更新は向いていると思いますが、そうでない人の場合はこれは完全にデメリットです。
初心者の内は無理して記事を毎日更新する必要はありません。
アクセスが増えてきてブログにファンができる、さらに収益まで上がってきたりすれば無理せず自然と更新頻度は増えていきますからね。
やる気が続かず将来の可能性を失う
余裕をもって記事を書いていくのと違って、毎日更新はすごいスピードで「やる気」を失っていきます。
だって、大切な時間を削ってまで必死で毎日作業をしているのに全然結果はついてきませんからね。
僕の場合は、駆け出しのころに60日間毎日記事を更新しました。
やる気が出ない日、眠気に負けそうな日、体調が悪い日、色々ありましたが60日間は1日も休みませんでした。
そこで得られた結果は・・。
アクセスは1件もなく、もちろん報酬もゼロ。
完全に心が折れましたね。
ある日突然、「もう、どうでもいいや」ってなりました。
この「もう、どうでもいいや」が最も恐ろしい状態です。
大半の人がここで諦めてしまうから。
僕の場合は専業でこれ以外の道を考えていなかったので、毎日更新は辞めましたがこの後も作業は続けました。
その後は自分のペースで無理せずに作業することで、今では月に5~10万円稼げるようになりました。
もし副業でブログに取り組んでいたなら、間違いなくあの時に諦めていた自信があります。
「毎日更新」で自分を追い込み過ぎたせいで、稼げるようになる未来を失うところでした。
こちらのデータを見て下さい。
引用元:アフィリエイトマーケティング協会「アフィリエイトプログラムに関する意識調査」
継続期間1年未満の人の割合がすごく高いのがわかりますよね。
それだけ多くの人が継続できずに辞めていくというわけです。
結局最後に笑うのは、結果が出るまで続けた人。
ロケットスタートを切ろうと毎日必死に記事更新をして燃え尽きてしまうよりも、ゆっくり自分のペースで着実に続けていくほうが成功する可能性は高いということですよね。
まさに「ウサギとカメ」のお話ですね。
本来の目的を忘れゴールを見失う
毎日更新にばかり気をとられていると、常に頭の中がそのことでいっぱいになり本来の目的を忘れてしまいます。
本来の目的とは、「ブログで稼ぐこと」ですよね。
本当に文章を書くことが好きだ!という人以外、ブログを書く目的は大半の人が「お金」のはずです。
「お金」を得るためには、文章を通して「価値」を与える以外に方法はありません。
ですが、毎日更新にばかり気をとられていると、いつしか本来の目的を忘れ記事を更新することばかりが目的になってしまいます。
「価値のある記事を書いて報酬を得られて満足」ではなく、「新しい記事を更新できて満足」になってしまうわけです。
こんな残念なことはありませんよね。
誰かに価値を与えることができない記事は、収益化の面から見ればただの自己満足のゴミ記事です。
ゴミ記事を何記事書こうが、報酬なんて絶対に上がりません。
色々と書いてきましたが、結局言いたかったことは一つです。
嫌いになって諦めてしまったら、もうそこですべて終わりです。
そもそもなんで毎日更新にこだわるの?メリットは?
初心者が記事の毎日更新を続けるには多くのデメリットも存在しますが、もちろんメリットもあります。
毎日更新で得られるメリット
- 早いで段階で文章力の向上が期待できる
- アクセス(SEO効果)が伸び収益が上がる
- ブログにファンがつく
- 自分なりのテンプレができ、記事の生産効率が上がる
- たくさん書くことで記事がヒットする可能性が上がる
毎日更新によるメリットで代表的なものと言えば、こんな感じでしょうか?
毎日欠かさず記事を書いていれば、当然文章力は上がっていきます。
最初はうまく書けなくても、書けば書く程いつの間にか上手に書けるようになっていくものです。
ブログの更新頻度を上げることは、確かにSEO的に良いとも言われています。
SEOとは
Googleなどの検索エンジンで自分のサイトが上位表示するために行う取り組み
より上位表示するほどブログへのアクセス数は増え、それに比例して収益UPも見込めます。
欠かさず毎日更新していれば、次の記事を楽しみにしてくれるファンがつくこともあります。
ブログの毎日更新の強い所は、読者が「明日も更新してるんだろうな」と定期的に指名検索してくれる所。
現在のSEOでは指名検索が多いほど強くなるので、毎日更新してリピーターを楽しませる事ができれば、かなり良い方向に進む。もちろん気の抜けた記事だと逆効果になるから注意が必要だけど。
— クロネコ屋@ブログ×SNSマーケティング (@NINJAkusokuso) November 17, 2019
何記事も記事を書いている内に自分に書きやすい「記事の型(テンプレート)」が見つかり、効率も上がるでしょう。
記事が増えるスピードが速い分、検索結果にひっかかるキーワードの数も早い段階で増えていきます。
あるとき突然予期せず記事がヒットして、爆発的にアクセスが流れてくることもあるかもしれません。
でも、これって、、、。
「毎日更新しなければ絶対に得ることができない結果」ではないですよね。
別に2日に1回でも、5日に1回の更新でもこれらの結果を得ることはできます。
ただ、毎日更新の方がそれを得られる時間がちょっと早いというだけです。
僕は、ブログ自体を嫌いになる可能性を冒してまで結果を急ぐ必要は全くないと思っています。
何度も言いますが、嫌いになって諦めたらそこですべて終わりです。
初心者に大切なのは、【早い段階で結果を追い求めること】よりも【如何に嫌いにならずに結果が出るまで長く続けれらるか】だと感じます。
そもそも毎日更新にこだわる初心者が多いのはなぜ?
ブロガーさんやアフィリエイターさんのブログやSNSを見ていると、ムキになって毎日更新を続けている人ってけっこういます。
大抵の場合は、1年未満の初心者さんがほとんどですが・・。
そもそも初心者さんがやたらと「毎日更新」にこだわるのは何故でしょうか?
多分その大きな要因となっているのは、ブログ界の超有名人マナブさんの影響によるものだと思います。
マナブさんと言えば毎日更新、といってもいいほど有名ですよね。
よし、ブログ執筆完了。約3,000文字を生産しました😌
毎日更新が920日を超えたのですが、少しレベルアップしたかもです。記事執筆の速度が向上した。次の課題は「スマホで執筆」かなと思ったりです。スマホで執筆できたら、移動しつつ執筆できる。今のところは、PCで神経集中しないと、うまく書けない— マナブ@バンコク (@manabubannai) November 9, 2019
目標とする人を決めることはすごく良いことです。
その目標とする人がやっていることを真似るのも成功への近道だと思います。
ですが、「本質をとらえずに手法ばかりを真似する初心者が多すぎ」といった印象を僕は持ちました。
マナブさんがすごいのは【毎日更新をずっと続けている】ことではなく、【誰かのために価値のある記事を毎日更新している】こと。
どんなに手法ばかりを真似しても、ここが理解できない限りは絶対に稼げるようになんてなりません。
初心者が大切にすべきは毎日更新よりも価値ある記事の提供
初心者が最も大切にしなければいけないのは、決して記事を毎日更新することではありません。
それよりも大事なのは、自分の記事を通して検索者に価値を与えること。
噛み砕いて言えば、あなたの書いた記事を読んだ検索者にこう思わせることですね。
そのためには、自分のただ書きたいことを書くだけではダメです。
✅ブログが伸びない人に伝えたいこと
1.書きたいことを書くな
2.自分の感情を、捨てろ
3.社会のトレンドを読め
4.無意味な記事は書くな
5.量が大切。質は後から僕は4年ほどブログで伸び悩みました。これらを意識したら、もっと早く伸ばせたはず。重要なエッセンスをまとめました
— マナブ@バンコク (@manabubannai) November 17, 2019
大事なのは、そのキーワードで検索してくるユーザーの悩みや知りたいことを明確化し、それを解決できる方法や答えをしっかりと書くこと。
いつだって、ユーザーファーストで記事を書くってことですね。
たとえば【美味しい餃子】をテーマに記事を書くとします。
「美味しい餃子を食べたい」と思っている検索者に対して、あなたの自宅の近所にある餃子の美味しいお店の紹介をしたって何の意味もありませんよね。
地域ブログなら全然ありですが、そうでないのであればこれこそ全く価値のない自己満足の記事です。
だって、その記事では「美味しい餃子を食べたい」という検索者の思いを解決してあげることはできないから。
まったくユーザーファーストの記事ではありません。
ここでいう検索者にとって価値のあるユーザーファーストの記事とは、こんな記事になるはずです。
- お試ししまくってわかった!通販で買える本当に美味しい餃子3選
- つくれぽ数1000以上の本当に絶賛されている美味しい餃子のレシピを紹介
まとめ:毎日更新の呪いから解き放たれよう
最後に誤解がないように言っておきますが、僕はこの記事を通して「毎日更新が悪」だと言いたいわけではありません。
言いたいのは、あくまでも「初心者が毎日更新にとらわれ過ぎて価値のない記事を量産すること」がよくないということです。
誰かのためになる価値のある記事を毎日更新する。
これができれば、確かに最高です。
でも、こんなことができるのはブログ上級者の人たちです。
初心者がいきなりこんなことに挑戦するのは、無理があります。
さらにそのせいでブログが嫌いになってしまう可能性もあるわけですから、非常にリスキーだとも言えます。
初心者の内は、毎日更新なんかにこだわらなくても検索者のことを考えてユーザーファーストの記事を書いていればOKです。
価値を得られるユーザーファーストの記事からは、必ず結果が出てきますよ。
僕のこのブログでも、何人かの人が「役に立ったよ」というコメントをわざわざくれることがあります。
きっと毎日更新にとらわれて適当な記事をUPしていたら、こんな嬉しい言葉はもらえなかったんだろうなって思います。
僕は1記事書くのに早くて4時間、平均で6時間かかります。
これだけ時間をかけても完璧だと思う記事はなかなか・・というかほぼ書けません。
だから、訪れてくれた人の反応を見て後日何度もリライトします。
なかなか結果が出ずに悩んでいる人は、もう一度自分の記事を読み返してみて下さい。
その記事には、検索者を満足させるだけの「価値」ちゃんとありますか?