この記事は、こんな悩みを抱えている人に向けて書きました。
朝起きた瞬間から身体がダルくて、嫌になる。
もう何カ月も「よく寝たぁ~」って感覚を味わっていない。
睡眠不足を解消して、熟睡できる毎日を手に入れたい!
って、これ完全に僕のことなんですけどね。
僕の場合、「よく寝たぁ~」ってあの感覚は3年近くは味わっていません。
そろそろこんな毎日を抜け出したいので、その原因と対策について真剣に考えてみました。
同じく熟睡できずに悩んでいる人のお役に立てる情報を集めました。
※対策だけを読みたい方は、目次「3」からどうぞ。
熟睡できないのは不眠症の可能性大!あなたは大丈夫?
自分が熟睡できないことについて、これまであまり深く考えることはしてきませんでした。
こんな感じで、気づけばズルズルと3年近くが経過。
今後もこんな状態が毎日続くのは嫌なんで、熟睡できない原因を探ろうと色々調べた結果どうやら僕は不眠症のようです。
不眠症とは、以下のような症状が1カ月以上継続している人が当てはまるようです。
- 布団に入ってもなかなか寝付けない
- 夜中に何度も目が覚めてしまい、再度寝ようとしてもなかなか寝付けない
- 睡眠時間はしっかり確保しているのに、朝起きたときにグッスリ眠った感じがしない
- 朝早くに目が覚めてしまい、その後寝付くことがなかなかできない
参考:オーベン株式会社「いいお医者さんネット」
人間関係の悩みや仕事のストレスなどで、一時的にこういった症状がでる場合は不眠症ではないようです。
あくまでも、このような状態が週に2日以上かつ継続して1カ月以上続いている場合を指すようですね。
僕、ほぼ全て当てはまります。
しかも3年も近くこの状況が続いているという・・。
「よく眠れない」
今まではこれくらいの感覚で軽く考えていましたが、いざ自分が【不眠症】だとわかるとちょっとショックですね。
ちなみに不眠症などが原因で睡眠不足が続くとこういった症状が起こるそうです。
- 頭痛や吐き気、めまいや食欲低下
- 日中に眠くなる
- 疲れを感じやすくなる
- 肌が荒れやすくなる
- 記憶力や思考力が低下する
- ストレスを感じやすくなり、イライラしやすくなる
- 新陳代謝の低下により肥満になりやすくなる
僕、吐き気とめまい以外ほぼ全て当てはまります。
今回色々と調べてみて、はっきりとわかったことがあります。
僕は不眠症。
不眠症が原因で日常生活に様々な支障が出ている。
これ、もう放置しておくわけにはいきませんね。
目をそらさずに、自分が不眠症になってしまった原因と対策を真剣に考えてみました。
熟睡を邪魔する不眠症を引き起こす5つの要因
医師監修の多くのサイトを調査すると、「不眠症」を引き起こす5つの要因が見えてきました。
- 身体的要因
- 生理学的要因
- 心理的要因
- 精神医学的要因
- 薬剤性の要因
参考:オーベン株式会社「いいお医者さんネット」
身体的要因
- 腰が痛くて眠れない
- 体が痒くて眠れない
- 頻尿で夜中に何度もトイレに行くから眠れない
こういったことが原因で眠れないのが身体的要因のようです。
ちなみに僕の場合は、これも当てはまります。
ここ数年、布団に入って横になると胃がキリキリと傷むんです。
一度病院で見てもらったのですが、特に異常はなし。
「ストレスが原因かも」とのことでしたが、謎です。
生理学的要因
昼勤や夜勤などのシフト出勤などによる生活のリズムのズレから起こるようです。
うーん。これも当てはまります。
恥ずかしながら3年前の僕は、だらけたニート生活を送っていました。
当時10年間務めた会社を辞め、その後3年近くもニート生活を送っていたんです。
ほぼ毎日が昼夜逆転の不規則な生活をしていました・・・(>_<)
心理的要因
仕事のストレスや人間関係の悩みなどの心理的な悩みがこれに当たります。
多分、最もこれに当てはまる人が多いのでは?というくらい代表的な睡眠不足を引き起こす要因ですよね。
ただし、僕の場合はこれは当てはまりません。
というのも、僕は現在自宅で仕事をしています。
嫌な上司も性格の悪い同僚もいません。
以前は会社の人間関係に相当悩まされましたが、今は仕事や人間関係で悩むことはほとんどありません。
精神医学的要因
うつ病や統合失調症、アルコール依存症などを指すようです。
これは僕には当てはまらなそうです。
薬剤性の要因
タバコやアルコール、カフェインや薬の取り過ぎなどによるものです。
僕の場合は、ちょっとだけ当てはあるかも・・です。
僕はお酒は一切飲まないのですが、タバコは吸います。
会社に勤めている時には、ストレス発散でタバコを吸わずにはやっていられませんでした。
そのままズルズルと辞められずに、1日に5本程度ですが今もタバコを吸っています。
自宅で仕事をする前に必ず1杯のブラックコーヒーを飲んでいますが、1杯くらいは問題なさそうなのでカフェインの取り過ぎは無さそうです。
どうやら僕は、なるべくして不眠症になってしまったようです。
不眠症を解消して熟睡するための3つの対策
不眠症を改善するための対策はたくさんあるようですが、突き詰めていくとだいたい3つのことに集約されました。
- 朝起きたときには太陽光を浴びて体内時計をリセットする
- 朝食をしっかりと摂り規則正しい食事を心がける
- 適度な運動をして睡眠を誘発する
朝起きたときには太陽光を浴びて体内時計をリセットする
朝起きたときに日光を浴びることってすごく重要なことなんですね。
全然知りませんでした。
人の体って、日光を浴びることで体内時計をリセットしているようなんです。
ちなみにこの体内時計のリセットがうまくできていないと、睡眠を誘うホルモンである「メラトニン」が正常に分泌されません。
メラトニンの分泌が不十分になると、眠れない、起きるのが辛いといった症状が出るようです。
参考:大塚製薬「睡眠リズムラボ」
ちなみに自宅で毎日仕事をしている僕は、ほどんど太陽の光を浴びることはありません。
多分、体内時計めっちゃくちゃ狂っています。
朝食をしっかりと摂り規則正しい食事を心がける
食事と睡眠って、実はすごく密接に関わっているようなんです。
その中でも重要なのが朝食。
朝食をしっかりと摂ることで、睡眠を誘う「メラトニン」が正常に生成されるそうです。
参考:日経BP「ぐっすり睡眠の鍵は実は朝食にあった」
ちなみに朝食を摂ることってすごく重要で、抜くことで様々な影響が体に起こります。
- 集中力が続かず、イライラして仕事や勉強がはかどらない
- 脳のエネルギー源であるブドウ糖が不足し、集中力や記憶力が低下する
- 体を動かすエネルギーが足りず、身体が重く感じたりだるく感じ疲れもたまりやすい
参考:農林水産省「朝ごはんを食べないと?」
僕、朝食は全く食べません。
起きてすぐって、なんだか食べ物を受け付けないんですよね。
朝起きて顔を洗ってスマホでニュースなどをチェックしたら、そのまま仕事を開始します。
朝食を摂らないことが不眠症に関係しているどころか、1日のパフォーマンスも下げていたなんて・・これは見直さなければいけません。
適度な運動をして睡眠を誘発する
熟睡するための質のいい睡眠を取るためには、適度な運動が必要なようです。
ただし大切なのは、毎日それを続けること。
1日だけ運動をして睡眠の質をあげようと思ってもそれは不可能なようですね。
質のいい睡眠を取るためには、毎日15分のウォーキングなどの長期的な運動が必要なようです。
参考:So-net「運動習慣のある人はよく眠れる?適度な運動で睡眠の質を改善」
・・・うーん。僕運動って全くしていません。
自宅で仕事をしているので、全く家から1歩も出ない日だってあります。
これもさすがに改善しなければ・・です。
ということで、「不眠症に良いとされる3つのこと」と普段の僕の日常生活は全く正反対だという事実がわかりました。
「熟睡を邪魔する不眠症を引き起こす5つの要因」はその大半が当てはまり、「不眠症に良いとされる日常習慣」はどれも該当しない・・。
毎日の習慣をちょっと変えるだけで熟睡できるようになる
というわけで、不眠症を解決して熟睡できる毎日を手に入れるためには3つのことが必要なことがわかりました。
おさらいすると、こんなかんじですね。
- 朝起きたらしっかりと太陽の光(朝日)を浴びる
- 朝食は必ず摂る
- 毎日継続して適度な運動をする
こんな風に思ったあなたを、僕は尊敬します。
というのも、この3つのやるべきことを知ったときに僕はこんな風に思いました。
太陽の光を浴びるっていっても、一瞬では意味がありません。
体内時計をリセットするためには、起きてすぐに最低でも15分~30分くらいは太陽の光を浴びなければいけないみたいなんです。
でも、何もせずにただ15分~30分も日光を浴びるのって僕にとっては苦痛でしかありません。
さらに言い訳がましいですが、日によっては雨が降ったり曇っていたりでそんな都合よく毎日太陽の光を浴びるなんて無理だと思います。
朝食を必ず毎日取るのも僕には無理。
朝って、本当に食欲が全然ないんです。
しかも朝ごはんをわざわざ用意するのが面倒すぎる。
「絶対に長続きしない」って、やる前からわかります。
毎日継続して適度な運動をするなんて、ズボラな僕には絶対に無理です。
多分、「雨が降っている」「寒い」「暑い」となんだかんだ理由を付けて結局やりません。
文章にしてみて気づきました。
僕って、本当にズボラでどうしようもない人間ですね(>_<)
とは言っても、不眠症を改善して熟睡したい!って真剣に思っているのはホント。
そんなわけで、こんな僕でも無理せず続けられそうな3つの便利グッズを見つけました。
ズボラな人でも挫けずにできる熟睡を助ける3つのグッズ
光目覚まし時計 inti4s
これ、「ムーンムーン」という会社が販売している睡眠の質を上げるための目覚まし時計なんですが知る人ぞ知る!的なグッズなんですね。
僕自身は今回初めて知りましたが、多くの雑誌やNHK、マツコの知らない世界なんかでも取り上げられた有名な目覚まし時計のようです。
お値段は29,000円前後とちょっとお高め。
でも、値段の割にメチャクチャ売れているんですよね、これが。
楽天ランキング「起き時計・掛け時計(デイリー)」2019年10月22日現在
「目覚まし時計」として考えると確かに高額ですが、「不眠症解消に役立つグッズ」としてなら不思議とあまり高く感じません。
手のひらサイズくらいの大きさにも関わらず、朝日と同等レベルの光を照射することができます。
確かにこれさえあれば、ズボラな僕でも毎日体内時計のリセットをすることができそうです。
ちなみにこのinti4sには全額返金保証制度がついていました。
3カ月使用して満足できなければ、返金に応じてくれるそうです。
販売会社の絶対の自信が見て取れますね。
Amazon、楽天、ヤフーショッピングでも販売されていましたが、調べる限り公式サイトが最も安く販売しているようです。
カロリーメイト
通常は朝食が摂れないときの代用として扱われるカロリーメイトですが、僕にとってはこれで十分です。
カロリーメイトなら、朝食を用意するのが面倒で食欲すらわかない僕でも食べれそうです。
「サクっと食べ終られるうえに栄養バランスまでいい」って、もう最高ですね。
1食あたり40円を切るそのコスパも魅力的です。
ツイストステッパー
外に出ないでも家の中で簡単に運動不足が解消できる、フィットネス器具です。
とにかく家の中でできるってのが最高ですね。
運動不足の解消だけでなく、筋力アップ、ダイエット用としても使えます。
価格は1万円ちょっと。
通販には、価格の安いステッパーが他にもいくつかありましたが僕的にはどれも微妙でした。
聞いたことないメーカー(中国メーカー?)だったり、口コミが悪かったり・・。
このステッパーは、東急スポーツオアシスという専門メーカーが作っているようなので安心です。
まとめ:不眠症で悩むなら対策は必要
今回色々と調べることで、僕は自分が不眠症であることを知りました。
さらには、なるべくして不眠症になったということを理解することもできました。
ということで、熟睡できない理由がはっきりとしたわけです。
今までは、目を背けてきましたがちょっと真剣にこの問題に取り組んでみようと思います。
だって、朝起きるたびに「体がダルイ」ってホント最悪ですからね。
「あ~よく寝た」
もう何年も味わっていないこの感覚を、もう一度取り戻してみせます。