僕が知識ゼロの状態でアフィリエイトを始めたのは2018年。
1年半以上が経過して、ここ最近やっと月に5~10万円を稼げるようになりました。
この記事は、こんな人に向けて書きました。
- 初心者の自分でも簡単に真似できる「売れる記事」の書き方を知りたい
- アクセスはそれなりにあるのに、成果が上がらず悩んでいる
- 売れる記事とそうでない記事の違いを知りたい
僕が最初の半年間で稼げた金額は21円。
数多くの失敗を経験したからこそ、売れる記事の特徴がわかりました。
だから稼げる!売れる記事の5つの特徴
僕自身、今までに何百記事と売れない記事を書いてきました。
当時は辛かったですが、今ではその経験が宝物に。
少しづつ売れる記事を書けるようになっていく過程で、どんな記事を書くと売れやすいかがわかるようになったんです。
今では、検索結果10ページ目に表示される記事を見てこんな風に思ってしまうくらい。
- 記事の中で検索者の共感を得ている
- わかりやすい比較やランキングがある
- リアルな体験談が語られている
- 検索者をワクワクさせるベネフィット
- デメリットを隠さずに伝える
記事の中で検索者の共感を得ている
アフィリエイト記事において、検索者の共感を得ることはすごく大切です。
この共感を得られるかそうでないかで「売れる」「売れない」が決まると言っても過言ではないくらい。
「他人の考えや主張に、その通りだと感じたり、同じ気持ちを持ったりすること」
辞書的にはこんな感じですが、噛み砕いて言えばこんな感じ。
「うんうん、そうなんだよねぇ。わかるわかる!」って検索者に感じてもらうことですね。
共感を与えることの最大のメリットは、「安心感」ですね。
安心感をもった検索者は、記事を真剣に読んでくれます。
真剣に記事が読まれるということは、当然商品やサービスも売れる可能性も上がりますよね。
こんな感じ
アフィリエイト作業って、全然成果が出なくて心が何度も折れそうになりますよね。
わかりやすい比較やランキングがある
日本人って、「みんなと一緒が大好き」って特徴があります。
行列の出来ているお店を見ると並んでみたくなる
ついランキング1位の商品ばかり購入してしまう
商品を購入するときは、必ず購入者のレビューを見てから購入する
自分が通販で買い物をするときのことを思い出してみて下さい。
ついランキング順やレビューの多さで購入する商品を決めてしまいませんか?
この特徴は、アフィリエイト記事作りにもすごく使えます。
売りたい商品を含め3つくらいの商品を紹介する(比較)
ポイントを絞ってランキング形式にする(売れている順・レビュー件数順・価格順など)
たったこれだけでも、単体で紹介する場合に比べてすごく売れやすくなったりします。
こんな感じ
ネットで人気の化粧水3つを比較してみました。
それぞれの特徴はこんな感じ。
ちなみに楽天でのそれぞれのレビュー件数はこうなっています。(ランキング形式)
リアルな体験談が語られている
その商品やサービスを購入するまでの過程や、購入した後の変化などのオリジナルの体験談を書くことで記事の信用度が一気に上がります。
他と違うオリジナリティのある記事は、上位表示もしやすく読まれやすいです。
毎回記事を書くために商品を購入するのは大変かもしれませんが、一度はこういった体験談記事やレビュー記事を書いてみるのもおすすめです。
書ける記事のレパートリーも増えますし、ライティング力も上がります。
ちなみに僕が作ったアフィリエイトサイトで、もっともいい結果を出しているのは体験談モリモリのレビューサイトです。
A8.net のセルフバックを利用して商品を実際に購入→記事を書きました。
このブログ内でも、体験談を含んだレビュー記事を書いています。
こんな感じ
これ買ったらすごく良かった → こんな結果を得ることができた → こんな場面で役立ちます → こんな悩みを持っている人にはおすすめ
検索者をワクワクさせるベネフィット
アフィリエイトで稼いでいきたいんだったら、ベネフィットについては絶対に知っておかなければいけません。
ベネフィットとは、「その商品を購入することで得られるメリット」のこと。
「ベネフィット」と「メリット」って確かに似ていますが、実はちょっと違うんです。
簡単にわかりやすく言うと、「ベネフィットとはメリットのさらに先にあるもの」って言い方がしっくりきます。
たとえば、こんな感じですね。
メリット
省エネ性能が抜群のこの冷蔵庫なら、電気代が今の半額になります。
ベネフィット
省エネ性能が抜群のこの冷蔵庫は、電気代が今お使いの冷蔵庫の半額。
浮いた毎月の電気代で大好きな韓国ドラマが見られる動画配信サービスに入会できますね。
それを購入することで手にすることができる未来を想像できると、ちょっとワクワクしちゃいますよね。
ベネフィットは、そのキーワードで検索してきた検索者が望んでいるであろうことを書いてあげるとすごく効果的です。
となると、ペルソナ設定が如何に重要かもわかるはずです。
ペルソナ設定に関してはこちらで書いています。
-
初心者でも実践しやすい!アフィリエイトのキーワードの選び方
続きを見る
デメリットを隠さずに伝える
初心者の頃って、どうしてもこんな風に思っちゃいますよね。
でも、現実は逆。
デメリットを隠さずにしっかりと伝えたほうが、商品やサービスは売れやすかったりもします。
その大きな理由は、信用や信頼ですね。
人が何かを買う時って、「失敗したくない・損したくない」って気持ちが強くあるんです。
その証拠に通販で商品を購入する時って、良いレビューよりも悪いレビューの方を参考にしたりしますよね。
これって、まさに「同じ失敗をしたくない」って心理が働いているんです。
あれもいい!これもいい!さらにこれもついてます!
やたらとメリットばかりを紹介しても、心のどこかで思っちゃうんですよね。
こんな不信感を持たれてしまったら、まず商品が売れることはなさそうですよね。
こんな感じ
あれもいい!これもいいけど、価格をもうちょっと頑張ってほしかったですね。
「もうちょっと安ければ」って口コミが多いのも納得です。
ただし、定期購入コースを利用すれば確かに納得価格で購入できますね。
デメリットを正直に伝えると同時に、解決策を書いてあげるとさらに効果的です。
比較するとわかる!売れる記事はこんな感じ
これまでに紹介した「売れる記事の特徴」を実際に文章にしてみました。
特徴を盛り込んだ記事とそうでない記事を比べてみてください。
売れづらい記事
タイトル:1万円以下で買える作業効率爆上げの草刈り機
今年も毎年恒例の自宅の庭の草刈りをすることに。
実は草刈りをするのは夏に入ってこれで3回目。
あまりにも大変なので、ついに我が家でも草刈り機を購入することにしました。
私が購入した草刈り機はこの商品。
バッテリ式ではなく、コンセントタイプのものを選びました。
Amazonで1万円もしないので、おすすめです。
草刈り機を購入したおかげで、短時間で作業が終了。
自宅の草刈りに悩んでいる方は、ぜひ購入をおすすめします。
※アフィリエイトリンク※
売れやすい記事
タイトル:1万円以下で買える作業効率爆上げの草刈り機
【共感】
夏の時期の草刈りは本当に大変ですよね。
刈っても刈っても1週間後にはすぐに草が伸びてくるわ、腰痛にはなるわでできれば見て見ぬふりをしたいくらい。
でも、そうも言ってはいられないので今年はついに草刈り機を購入してみました。
購入したのはAmazonで人気のあった1万円以下で買える草刈り機。
【比較・ランキング】
数ある草刈り機の中から最終的にこの3台で悩んでいたのですが、最終的には口コミの多さと価格からこの機種を選びました。
ちなみにそれぞれの性能と価格、レビューはこんな感じ。
結果はこの草刈り機を購入して大正解。
【体験談】
今までのあんなに大変な思いはなんだったの?ってレベルです。
具体的にはこんな感じ。
- 立ったまま草刈りができるので腰が痛くならない
- 1時間かかっていた広さの草刈りがたった15分で
- バッテリー式ではなくコンセントタイプなので、連続して一気に作業が可能
【ベネフィット】
イヤイヤ作業を始めたつもりが、気づくとなんだか楽しくなっちゃってあっという間に終わっちゃいました。
なんだったら、早く次の草がまた生えてこないかななんて思っちゃうくらいw。
というわけで、ありがちですが「なんでもっと早く買わなかったんだろう」っていうのが本音です。
【デメリット】
しいていうなら、コンパクトに折りたたんで収納ができれば言うことなしでした。
まぁ、そうは言ってもちょっと大きめの傘ぐらいの大きさですけどね。
ということで、自宅の草刈りに頭を悩ませている人にはおすすめです。
購入前に色々と調べましたが、やっぱりAmazonさんが一番安く販売していました。
※アフィリエイトリンク※
2つの記事では同じ商品を紹介していますが、「売れる記事の特徴」を生かして書いた記事の方が購入意欲がわきますよね。
ちょっと書き方を変えるだけでも、説得力のある文章になります。
また、体験談やデメリットをしっかりとくことで信頼して読める文章にもなっていますよね。
稼いでいる人は当たり前のようにやっている
今回紹介した「売れる記事の書き方」は、実はすでに稼いでいる人は当たり前のようにやっています。
僕自身、もう少し早くここに気づくべきでした。
アフィリエイトをするにあたって、勝負の鍵になるのは「共感をいくつ集められるか?」という点。
共感ポイントが一切ない汎用的な記事だと、企業メディアに負ける。差別化するには、個人ならではのエピソードを交えて共感させるしかない。
失敗談、苦労した事まとめ等、私的な部分をガンガン入れよう
— クロネコ屋@ブログ×SNSマーケティング (@NINJAkusokuso) 2019年7月5日
アフィリエイトをするときには「広告主がLPに書きたいけど書けないこと」を書いてます。
例えばランキングや他社商品との比較はその典型的なもの。
メリットは記事に書くけどデメリットは書かないとか意味不明。
そんな感じでLPにないものをコンテンツとして補ってます。
— クロネ@趣味ブロガー (@kuroneblog) 2019年2月19日
アフィリエイト初心者のよくある悩みで、「上位記事より高品質な記事を書けません」というのがあるけど、それは競合を意識しすぎです。
基本的には、経験に基づいてライティングすれば良いので、体験談を混ぜるだけでも無限に差別化できますよ。差別化できないのであれば、その記事は書く必要なしです— マナブ@バンコク (@manabubannai) 2018年4月8日
アクセス数が同じ数値でも成約率が違うだけで売上げというのは10倍以上変わってくる。
成約率を上げるには、
✅売れる案件・キーワードを狙う
✅不安を解消してあげる
✅価格以上の価値を提供する
✅ベネフィットを伝える
✅アンカーテキストを魅力的にするこれらをテコ入れし、収益をあげる。
— ゆーすけ@SEOアフィリエイト (@yu_suke105) 2019年9月9日
だからアフィリエイトでは、まず顧客を興奮させる「Xという悩みを一発で解決する方法を教えますよ」と冒頭でフックをかけて、それから疑問点を潰し、いかに優秀な商品か教え、デメリットも教え、最後にもう一度煽ってから広告を置いてやる。
煽りの無い文章だと「ふーん、考えとこ」で逃げられる
— クロネコ屋@ブログ×SNSマーケティング (@NINJAkusokuso) 2018年8月15日
さらに売れる記事にするために意識したいこと
今回紹介した「売れる記事の5つの特徴」は、さらに以下のことを意識して書くだけでもっといい記事になります。
- 専門用語は使わずに誰が読んでもわかる文章で
- 一文の長さや改行に気を付けて読みやすい文章に
- イラストや図を入れて、検索者の理解力を補う
- 結論はもったいぶらずに冒頭で
- 検索者が欲しいと思ったタイミングにアフィリエイトリンク
書き終わった記事は、一度自分が検索者になったつもりで読み返してみると色々見えてきます。
まとめ:売れる記事には理由がある
- 記事の中で検索者の共感を得ている
- わかりやすい比較やランキングがある
- リアルな体験談が語られている
- 検索者をワクワクさせるベネフィット
- デメリットを隠さずに伝える
売れる記事に共通している特徴について紹介していきました。
書けば書く程、記事を書く力は上達していきます。
僕自身もそうでしたが、実際に稼げるようになってくるとこんなことができるようになります。
- 「検索結果1ページ目」の記事を見て、売れている理由がわかる
- 「検索結果10ページ目」の記事を見て、売れない理由がわかる
僕は、ある程度稼げるようになってからこの違いに気づけるようになりました。
でもこれ、本当は稼げてない初心者の頃にやってみるのが正解なんだと思います。
2つの記事を何度も読んで分析してみると、どういう記事を書けばいいのかがわかってきます。
正解の記事がいくらでも無料で見放題って、冷静に考えるとすごいことですよね。